2011年06月02日

『CINEMAな砂漠』展 @ギャラリー同潤会






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根津りえさんの『CINEMAな砂漠』展が、きのうから開催です。
昨夜、家族全員でオープニング・パーティに参加してきました。
会場に入ると、ちょっとびっくり。平均年齢がやけに高い・・。私が一番若い?と思ってしまうほど。
しかし皆、ワイングラス片手に賑やかに談笑しております。老人パワーを(いや失礼しました)見せつけられた思いです。

さて当の作品ですが、今回は、砂漠が出てくる映画のシーンを根津さん風にアレンジ といった感じでしょうか。
映画からインスパイアされてるので、いつもの奇想天外な組み合わせ -ひとつの作品に複数の旅先が同時に描かれているなど- が影を潜め、個人的には残念な一面もありましたが、色使いやどこにでも登場する猫たちなど 根津ワールドは健在です。

毎回オープン初日に完売する根津さんにはめずらしく、まだ印の付いてない作品もあり、買うなら今回がチャンスかも、です。
場所はギャラリー同潤会。6月1日〜6日までです。


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2011年05月29日

『MAMA SET』展 @世田谷美術館






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きのう世田谷美術館で開催中の『MAMA SET』展に行ってきました。
子育て中のママ12人が、時間をやりくりしながら作った作品です。
はんこ/立体/洋裁/編み物/絵画/クラフト/切り絵/絵本/写真/ネイルアート

小さなこどものいる家って、普段の生活でさえ追われるほど忙しくて、なにか新しいコトをはじめる気分にさえならないものですが、逆に、集中して制作することによってママ達自身が楽しみ元気になろうという趣旨です。
私の友人はアリスをテーマにしたこども服を制作。服飾に詳しくない私から見れば、そのままブティックに飾ってもいいんじゃないかと思えるほどのデキです。

会場のあちこちに、協力してくれた家族への感謝のことばがありましたが、当の本人 つまりパパさんに直接訊いてみると「もう勘弁してほしい」と本音も。
やはり なにかをはじめるコトは大変ですが、自分自身が元気であったり 輝いていないと、他者 この場合はこどもを幸せにすることは難しいはず、ですね。


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2011年03月10日

スラックラインの現場から






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おそらく、日本で初めてとなるスラックライン専用ジムの現場が大詰めを迎えています。
さきほど、ロゴのデザインも出来上がり、壁面に貼る大きさやレイアウトにアタマ悩ませています。
3月13日(日)のオープンに先立ち、3月12日(土)プレオープンします。
プレオープンの日は、スラックラインもパーティも無料!
ちょっとやってみたい という人には朗報です。
詳しくは ソラニスのブログ をどうぞ。


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2011年01月21日

All Aboutに掲載されました






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『Salonのある家』がAll Aboutに掲載されました。


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2010年11月15日

外壁に木材をつかうと云うこと






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『愛犬と暮らす家』のお施主さんから電話が掛かってきました。
「外の木をタイルに変えたいんだけど、、」

外壁の一部に貼ってある米杉縁甲板のメンテナンスが面倒なので、タイル貼りに変えたいとの話しでした。
とりあえず現状を把握するため、横浜のご自宅に伺います。

見たところ、それほど劣化もしていませんでしたが、確かに、白く変色している箇所や、ご自分で手配した塗装業者が中途半端な塗り方をした部分があって、色ムラが多少見受けられました。

しかしこの程度なら、まだまだ問題ありませんし、竣工から丸5年なので丁度塗替えにはよい時期ですから、と説明し、いましばらくは「木」のまま使っていただくことになりました。

木材が外部に使われなくなった主な理由は、防火のため、法的に厳しく制限されていることと、やはり経年による劣化でしょう。
メンテナンスフリーを望まれる建て主の方は多いのでしょうが、一方で、新建材には無い「暖かみ」や「美しさ」を感じる人もいます。

外壁全面を「木」にすることは、コストや法的に難しいと思いますが、アクセントととして部分的に使うのは私は「あり」だと思います。

電話を掛けてきたお施主さんも「木」の良さはわかっているけど、自分では塗替えなんてできないし、チラシの業者にはひどい目にあったしで、それならいっそ、と思ったそうです。

メンテナンスはそれなりに大変な面もありますが、そうやって「自分の家」になってゆくのだと思います。

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2010年11月11日

「建築家に気軽に相談」会と「バウハウス」展






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パナソニック電工 汐留ショールームで行われている「建築家に気軽に相談」会に、講師というか、相談役として参加して7年になります。
土日のみの開催と、複数の建築家が日替わりで対応するため、最近は1〜2ヶ月に1回というペースです。

先月担当した時に、同じ建物内にある汐留ミュージアムで開催中の「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン」展に立ち寄りました。
建築、特に設計業界では有名なバウハウスも、一般にはあまり知られてないかもしれませんが、家具や食器など、身近なところでその精神が受け継がれてることに気づかされます。

「建築家に気軽に相談」に前日までに予約を入れると「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン」展の無料チケットが2枚もらえます。
(詳しくはパナソニックのホームページからどうぞ)
入館料は一般700円ですが、無料ゾーンに設けられたバウハウスの記録映像を観るだけでもけっこう楽しめます。

今週末の11月13日土曜は今年最後の私の担当日。
バウハウスに興味のある方も、住宅に関して悩んでる方も、建築家って?と思ってる人も、この機会に是非いらしてください。
お待ちしております。

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2010年10月28日

DESIGN HEART 2010 at GALLERY le bain





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おとといの夜、DESIGN HEARTと名づけられた展示会のレセプションパーティに参加してきました。
インテリアデザイナーから溶接工職人まで11組17名による「heart」=「勇気」「元気」「熱意」「興味」をテーマにした作品が並びます。

友人の野木村敦史氏は「杉」をつかい「SUGO SUGI SUKI」と題した作品を中心に展示。本人いはく『「凄い」性能を持った「杉」を「好き」になってもらうためのプロダクト』とのこと。

写真左:波型に切り抜いた杉を集成してつくったテーブル
杉の繊維が分断されているので反らないとのこと

写真右:ノートパソコンを入れて持ち運ぶバック
杉に直接糸が縫いつけられています!


DESIGN HEART 2010 at GALLERY le bain

ギャラリー ル・ベイン 
東京都港区西麻布3-16-28 Tel:03-3479-3843
2010年10月26日(火)〜11月5日(金) 無休 入場無料 11:00〜19:00

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2010年10月02日

Salonのある家-25 既製品キッチン






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地下サロンのキッチンは既製品を使っています。
メインではないし、エネルギーを抑えるためにも判断しましたが、ワイドが120〜150センチ、かつ、アイランド型というのは、なかなか見つかりませんでした。

一般に、同じ長さのキッチンをつくる場合、既製品の方が安いと思われてる方が多いようですが、それは最低ランクの面材を使用した場合の話しです。
私たちは多くの場合、扉や側板の面材に本物の木を使用しますが(と云っても無垢材ではなく、突き板ですが)メーカーに同程度のモノを求めたら、はるかに高くつきます。

また、ちょっとした変更やアイディアにも応えてくれません。
あくまでメーカーが決めた枠のなかで、つまり、面材や扉の開閉方法の変更といった類のモノに限られます。

既製品の良いところは、現物を確認できることとバラつきがなく安定していること。
売り場で見て、買ってきて、ぽんと置く。
建築の一部であるのに、まるで置き家具のような感覚です。

それからもうひとつ。
我々を含む建築家や他メーカーのアイディアを貪欲に盗み、活かすこと。だから既製品の機能はいつも横並びなのです。

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2010年09月25日

Salonのある家-24 玄関収納




住宅に収納は不可欠ですが、とりわけ、玄関の収納が充実していると便利で機能的だと思います。靴や傘は当然のこと、コートやマフラーなど寝室まで運ばなくてもよいモノもあります。鍵や印鑑、筆記具などが置ける場所も欲しいとこです。

収納棚の奥行きは有効で40センチあればたいていのモノは納まります。靴の箱は30センチ程度です。ですがハンガーを使って服を掛ける場合には一般的に云って55センチ必要です。
ひとつの箱(クロゼット)の中で、上部にハンガー、下部に靴を収納しようとすると、靴の方の奥行きが余ることになります。当然、手前と奥の2段で置きたくなりますが、出し入れには不都合が生じます。
そこで、棚板が手前にスライドし、奥のモノも取りやすいように配慮しました。

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逆に、靴の奥行きに合わせて箱をつくり、ハンガーの向きを90度変え、手前にひっぱり出す方法もあります。服の収納力は落ちまが、狭いスペースでは有効です。


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2010年08月24日

うずまきな家 1年検査




きのう『うずまきな家』の1年検査に行ってきました。

無垢材を多用しているので、乾燥収縮やわずかな捻れなどは見受けられましたが、特に問題はなく、また、非常にきれいに使っていただいてるので嬉しく思いました。

床下や屋根廻りなどもチェックしましたが、問題なさそうです。

ただ、雨樋のなかにセミの死骸がたくさんあり、なぜ?
手の届く範囲できれいにしましたが、14〜15匹はありました。
屋根の先端と雨樋の間は5センチほどしか隙間がないのに、不思議です。

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竣工時、記念にと植えたレモンと夏みかんはどちらも実をつけ、夏みかんの方は数日前に収穫し、おいしく食べたとのことです。
美しく咲き誇る花もよいですが、実用的なのも嬉しいですよね(^_^)


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2010年08月21日

Salonのある家-23 浴室




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キッチンとともに、クライアントが最後まで譲らなかったのが浴室、そしてジャクソンの浴槽です。
見積り調整中も減額の候補にすら上がらず、夢や希望が一心に注がれてました。

「ジャクソンをTOTOに変更するだけで50万円以上減額できますよ」
しかし私の言葉はそよ風のように軽く受け流されます。

浴槽手前の階段1段分は、こどもの身体を洗う際や、ミストサウナを享受できるようにと設けました。



窓は比較的小さめですが、南面してるため浴室が乾燥し易く、なにより、入浴の際、やさしい風が気持ちいいと云っていただいたのが嬉しかったです。


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2010年08月13日

Salonのある家-22 洗面室






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洗面室のカガミはいつも大きい。
私自身は日に1分も見ているか否かですが、やはり女性は違うようです。

宮部みゆきの小説『いつも二人で』に、美人の幽霊に身体を乗っ取られ、挙げ句に女装させられ、女性の心理を垣間見る青年が出てきます。その彼は、女性たちはいつも自分自身をチェックしている という事実に気づきます。
化粧室のカガミの前はもちろんのこと、歩きながら、話しながら、挨拶を交わす間でさえ、自分を映し出すモノを見ずにはいられないらしいのです。

さて、大きなカガミは気持ちいいものです。
部屋を広くも見せるし、明るくもする。自身をチェックするにも有利と云えます。
問題があるとすれば、余計なモノまで映し込んでしまうことでしょか・・。
計算して配置しているようでも、思わぬ角度から意外なモノが見えてしまうことも。
実は『Salonのある家』でも、あまり見たくないモノが映り込んでおりショックを受けました_| ̄|○
次回への反省点ですね。

いつもは少し短めのカウンターでさえ強引に2ボールにする我が事務所ですが、今回は坐って化粧できるように専用のスペースを確保しました。
ここでもスギコダマが活躍してます。

床材は浴室との繋がりを考慮し、どちらもクレママーフィル。やわらかさと上品さを兼ね備えた天然大理石です。

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2010年08月07日

Salonのある家-21 スギコダマに出会う






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クライアントとの打合せは、毎回、原宿の事務所までお越しいただいてたのですが、たまには雰囲気をかえましょう、と云うことで、新宿のOZONEで打合せしたことがあります。
私はOZONEのプロフェッショナル会員なので、ミーティングスペースを無料で使うことができるのです。

その時、受付横のブースで企画展示していたのが、有馬晋平さん。
地元九州の杉を使い、大小様々なスギコダマを創作する、若干30歳のイケメン青年です。
待ち合わせ時間まで少し余裕があったので、スギコダマを見ながら待つことにしました。 

さっとひと通り見て、一番気にいった椅子の値段を訊いてみます。
「すみません。さっき売れちゃったんです・・」

スギコダマは触ると気持ちいい程すべすべ感がありますが、それはペーパーで磨いてることを意味し、鋭角な部分は作りにくい。だから、全作品に共通して、ぬるっとした印象があります。
作者もその辺、理解してるのでしょう。
時々、エッジの効かせた作品もあり「すべすべ」と「エッジ」という相反する要素が共存するモノもあります。
私が訊ねた椅子も、エッジを活かした作品のひとつでした。

ほどなくしてクライアントのお二人が現れました。
「あの椅子を買っていただいたのは、あの方です」
「え?」

なんとクライアントのKさんが、私の気にいった椅子を購入していたのです。
しかも、他にもう1脚。
普段から決断の早いKさんですが、20万円オーバーの買い物も即決とは。。

2時間余りの打合せが終わったあと、3人の足は自然とスギコダマ展へ。

どっしりとした床置きのベンチや使用方法不明な物体が面白い。
いずれの作品にも無垢の木を削り出した力強さと美しさ、それに、不思議なやすらぎを感じます。
それは作品の大きさが大きい程、つまり杉の塊が大きい程、強いように思えます。

杉というクラシックかつポピュラーな素材をもとに、新しいカタチに挑む有馬さん。
いつかは大きな作品を買いたいと思わせるだけの魅力はあります。


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2010年07月24日

Salonのある家-20 キッチン4/レンジフード




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暑いですねぇ。。
連日の33度OVER。
CPUも私も火を噴きそうなので、今回も1行にしたいとこですが、工事途中の写真ですし、それなりに苦労した箇所なので、少し説明を。
しばしおつき合いください。



レンジフードはオリジナルでつくることもありますが、最近は性能に加えスタイリッシュなモノも増えてきて、既製品を利用することが多くなりました。
ただ、一般的に、壁面か天井面に設置するモノしかなく、今回のようにキッチン上部が吹抜になっている場合には使えません。
そこで、仮の天井というか、板をパイプで吊り下げ、そこにアリアフィーナのアイランドタイプを取付けました。
レンジフード自体はあくまで既製品なので、天井裏に隠れてしまう部分は化粧がされていません。フツーのダクトが丸見え状態です。
ステンレスで化粧カバーをつくり、レンジフードの一部を切り取ったり、部材をつけ足したりして合体させました。
「ほんとうに切っていいんですね!?」
職人さんや現場監督の言葉に、決定を出すのは、けっこうドキドキものです。なにせ20万円ぐらいしますからねぇ。。

一方、位置出しは、もっとも重要かつ難しい作業ですが、私は割と涼しい顔。
ガゲナウのIH、バーベキューグリル、ハイカロリーバナーと3連に並べたクックトップはXY軸から少し振れてる(曲がってる)ため、レンジフードも仮の天井も壁には斜めに取り付きます。
しかし私は、Macで求めた数値を指示するだけ。
「あと10ミリ右」「3ミリ手前」
レーザーと勘を頼りに必死に位置出しする二人には申し訳ありませんが、非情な声が響きます。


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2010年07月22日

Salonのある家-19 キッチン3






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料理好きのクライアントはオープンを選びました。


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2010年07月21日

Salonのある家-18 キッチン2






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キッチンにiMac 27インチが住みついています。

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2010年07月16日

Salonのある家-17 キッチン1






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なぜかキッチンが少し曲がっています。しかも外側に。。

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2010年07月13日

Salonのある家-16 鉄骨階段



鉄骨階段の利点は、木製階段では実現できないような造形と軽やかさ。
逆に欠点は、コストと重量です。
軽やかに見えても、素材の比重から、どうしても重くなってしまいます。

もうひとつ、鉄の特性から「揺れ」が問題になることもあります。
構造的には成立していても、揺れがひどく不快に感じることがあります。
部材を細くし、軽量化と軽やかさを追求すると、その頻度は増しますが、実際、どれくらい揺れるかは、設置するまでわかりません。

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毎日使う階段が揺れるのは困りもの。かと云って、いつも見えている階段が重苦しかったり不細工であるのも考えものです。

前回紹介した製品検査では、揺れがひどかった場合の対策も2段階にわけて打合せしてきました。
さて、設置当日。
段板を除いた重量が300キロほどあるこの鉄骨階段を、数人で運び入れ、引っ張り上げます。すべて人力(^_^;)
仮留めされた階段を恐る々々歩いてみます。揺れは感じません。つぎに複数で階段に上がり、揺すってみます。問題なさそうです。
水平垂直を出しながら、本締めしました。
ほっ(^_^)v

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2010年07月10日

Salonのある家-15 鉄骨階段/製品検査




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建築で云う製品検査というのは、サッシュや鉄骨製品など、工場で作られるモノが図面や打合せ通りできているか、わざわざ工場まで出向きチェックすることです。
ですから、やる気になれば、便器や外壁材などどんなモノでも可能ですが、通常、既製品は対象外。
その建物のために特別に製作したものが対象となります。
しかしある時期、製品検査は「接待」を意味してました。

宮脇檀建築研究室に入所して2年目の夏。
はじめて受け持ったアパレルの店舗兼事務所ビル、総額7億円くらいの物件でサッシュやトップライトの製品検査をしに大林組の所長と二人で立山に向かいました。しかし、我々を待っていたのは、温泉とコンパニオン。

いや、一応、工場には行ったんです。しかし社会科見学のような工場見学をするばかり。

「え?検査するサッシュは?」
私の驚きをよそに所長はうそぶいてくれます。
「あれ?工場間違えちゃったかナ」

その後、ファスナーの工場見学までさせられて、ボタンの替わりにファスナー仕様になったYシャツをおみやげにいただき、夕方、まだ明るいうちに温泉に入っていました。

夕食は日本人のコンパニオン3名付き。
サッシュメーカーにとっては施工会社が請負先になるので、接待するのは大林組でいいのですが、施工会社としては、設計事務所が検査するという名目できていますから、大卒ほやほやの若造であろうと私を立てます。
上座に坐ると、黙ってコンパニオンが両脇に寄り添ってきました。

上座に坐る経験も、コンパニオン付きの夕食も初めてですが、「力学」というのを垣間見た気がしましたね。 上座の力学。

夕食後はフィリピンパブ。今度は4〜5人だったか?よく憶えてません。
翌日はトロッコ電車に乗って黒部渓谷。ほんと、なにやってんだか、、って感じです。

時代(とき)はバブル。社会人って、、、いろいろ考えちゃいましたね。
 

で、今回の『Salonのある家』では、鉄骨階段の製品検査に行ってきました。
行った甲斐があったというか、段板の取付位置に間違っている箇所があり、是正を指示。まぁ、間違いはあるものです。問題はそれを的確に対処できるか?見劣り無く修正できるか? です。

その他、キャットウォークの手摺やレンジフードの吊りパイプの打合せをし、そのまま現場に直行です。
朝いちに、工場の最寄り駅で待ち合わせ。現場を離れたのは夕方6時過ぎ。
ハードな一日でした。
ちなみに今回の検査でいただいたものは、缶コーヒー1本のみです。

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2010年07月07日

Salonのある家-14 ダイニングでくつろぐ






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「ソファは置かないつもりです。かわりにダイニングには10人くらい坐れるようにして下さい」

クライアントのお二人、決して、ソファのない生活をしていた訳ではないんです。でも、自分たちの生活スタイルを見つめ直し、ゆったりとダイニングでくつろぐ ことを選択されました。

「食卓が家の中心」という考え方は、ちゃぶ台時代から繋がる日本的なスタイルでもありますしね(^_^)

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